こんにゃく糊と箱づくり

こんばんは。

今日も京都は激さむです。

年末年始が比較的暖かかったので
ここのところの雪続きが余計に身にしみます。

ガクブル。

さて、今日の作業日誌はこんにゃく糊塗りの作業を紹介したいと思います。

 

かもめやではノートカバーやケースの表貼りの紙に
こんにゃく糊や柿渋を塗り込んで丈夫にした紙を使用しています。

 

こんにゃく糊は、最初このような粉末状のもので
これに水を足して火にかけ、少し炊いて
ぷるぷるのゼリー状にしたものを使います。

ゼリー状のものに水をふくませ
ちょうどいい感じに塗れる状態にするのに
一晩ほど置かなくてはいけないので
この作業は数日がかりになります。

塗るのも、紙を揉んで→糊塗って→乾かして、を
数回繰り返して作ります。

こんにゃく糊を塗ると、紙自体がぱりっとして丈夫になる以外に
表面に何とも言えない、言葉としては矛盾していますが “ マットな艶 ” が出て
これが使い込むごとにいい味を出してくれるのです。

この “ マットな艶 ” のいい感じ具合…撮ってはみましたが、写真では伝わりにくいですねー。

 

今回は定番色(レッド、ネイビー、

マスタード、グリーン)の他にも
濃いグリーン、ベージュ、オレンジ、淡い浅葱色など、新しい色の
紙も気まぐれに作ってみました。

また何かの商品に仕立てて
お目にかけたいと思います。

新しい色を使うと
同じものを作っていても

また気分が変わって

ワクワクするものです。

 

使うのが楽しみ。

他に、ここ数日取り組んでいるのが、箱のオーダー頂いた分のサンプル作りです。

 

普段は、1mm〜2mmの厚紙を組み立てた上に化粧となる紙を貼って作る
貼り箱をつくることが多いのですが、今回は初めて、厚紙を組み立てるだけでつくる箱に挑戦です。

ひとまず、お預かりした箱を参考にして、色々な厚み、テクスチャーの紙で
サンプルを作ってみるのですが…

全ての細かい設計に、合理的な意味があることが、実際に自分で組み立ててみると
組み立てた瞬間にその隙間の意味を手が理解して

おお、この良くできている具合よ!と感動に打ち震えました。ガクブル。

 

それでは、打ち震えたところで本日はこれにて。